浮気と携帯電話(スマホ)

浮気と携帯電話

浮気をするには必ず相手がいますし、浮気相手と会うには必ず連絡を取らなければなりません。
携帯電話(ガラケー)が普及してから浮気相手と連絡を取るのにも非常に便利になったでしょう。

 

まさに現代の浮気にかかせない道具となっている携帯電話ですが、スマートフォンが登場して普及した現在では、浮気ツールの主流はガラケーからスマホへと完全に変わりました。

 

浮気にスマホを使用している人でもどのような使い方をしているかに違いがあると思います。
通常どおりに使う人もいれば、「twitter」や「LINE」などのアプリを使用して、電話のメール機能や通話履歴に浮気相手とのやりとりを残さないようにする人も増えています。

 

どちらかと言えば浮気がバレにくいのはアプリで間接的にやりとりをするケースでしょう。
「twiiter」は携帯のメール機能を使用せずに(メールアドレス登録の必要がない)浮気相手とメッセージのやりとりができます。

 

友人の友人や全く知らない人とも友達になることができますので出会いのツールでもありますね。

 

「LINE」も携帯のメール機能を使用せずに浮気相手とチャットでやり取りができます。
無料通話ができるため余計な通話料がかからず明細も残りません。

 

LINE はもともと中高生を中心に流行りだしたもので、そこから徐々に大人にも使用が広がって行きました。
もちろん無料通話が売りですが、人気なのはチャットやゲーム・スタンプなど比較的若年層向けの機能です。

 

その LINE を電話として使用するならまだしも、いい大人がチャットやメッセージにはまっているとしたら高確率で浮気に使用していると言っていいのではないでしょうか。

 

普通に考えて、いい大人が同世代の家庭持ちの友人らとチャットして盛り上がったりしますか?
そもそも頻繁に連絡をとることすらしなくなる年代です。

 

40代・50代と年齢層が上がるに連れ、LINE を使用していれば浮気している確率も上がるといっていいと思います。
ただもちろん、twitter も LINE も使用していなければ浮気をしていないということではありません。

 

きっかけは携帯メール

 

配偶者の浮気に気づくきっかけとして断然多いのは、携帯電話(スマートフォン)の中身を覗き見たことです。

 

浮気相手とのやり取りは以前から携帯メール・通話が用いられることがほとんどでした。
携帯電話が浮気・不倫のツールとして非常に優秀だったからです。そのため、配偶者の浮気に気づくのも携帯電話からが多くなります。

 

実際、怪しい相手とのメールのやり取りや通話履歴を見つけたことから、浮気調査を依頼してくる方は非常に多いです。

 

最近は携帯電話がスマートフォンに進化したこともあり、LINE やフェイスブック、ツイッター等のアプリ内でメッセージのやり取りをしているケースも多いようです。

 

家族とはチャットしていないのに LINE を使っているという人は、浮気相手とやりとりしている可能性は高いのではないでしょうか。

 

果たして携帯メールは浮気の証拠となるのか

 

結論から言えば、証拠となるケースもなくはないですが、一般的にはそれだけでは証拠とするには足りません。
まず浮気相手と性的関係・不貞関係にあることが認定されるほどの内容であることが条件になります。

 

送信相手・送信記録等でねつ造が困難、肉体関係を持ったと推測されるやりとりがあるなどです。
ちなみに「証拠」とするには「相手の携帯を見た」などと証言するのではなく、デジカメ撮影等で「資料」として確認できるものにしなければなりません。

 

しかし、もともと文面(場合によっては画像も)のみのもので、性的関係を持ったと断言できるケースは多くないと考えるべきです。何故かと言えば、写真や映像に比べると、文面のみでは相手が言い逃れできる余地が多くあるためです。

 

証拠というものは客観性が非常に重要であり、いくらご自身がメールの文面から浮気や肉体関係を確信したとしても、第三者(裁判所等)が確信できないものでは不十分となります。

 

例えば不倫相手とラブホテルを出入りする写真や映像は、他人が見ても配偶者と浮気相手が何をしたのかが見るだけで理解できます。見た目にも説得力がありねつ造も困難ですので証拠能力は高いといえるのです。

 

ですので、携帯メールを証拠として用いる場合は、画像や映像と合わせることによってより証拠を確実なものとする方向で使用した方がよろしいでしょう。

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